期間限定メニューを開発したい!ポイント・開発の流れ・告知方法は?
こんにちは、業務用テイクアウト容器通販サイト「折箱堂」スタッフの田中です。
「新規顧客を獲得したい」「常連のお客様を逃したくない」という方におすすめなのが、期間限定メニューの開発でしょう。
期間限定メニューは、来店してもらうきっかけ作りや既存のお客様に楽しんでもらえる効果があります。
今回は、期間限定メニュー開発のポイントや開発の流れ、告知方法についてご紹介していきましょう。
目次
期間限定メニューの開発前に!押さえるべきポイント
期間限定メニューを開発するには、事前に以下のポイントを押さえておくことが大切です。
- 目的をはっきりさせる
- 顧客の欲しいものを考える
- 拡散したくなるようなメニューにする
- 自社の負担にならないようにする
それぞれのポイントについてお話していきます。
目的をはっきりさせる
まずは、期間限定メニューを開発する目的を明確にしましょう。
目的に応じて適切なメニューが異なるため、事前にはっきりとさせることで最後までブレずに開発できます。
下記に、期間限定メニュー開発の主な目的をご紹介するので、参考にしてみてください。
- 新規顧客の獲得
- リピート率の向上
- 顧客単価の向上
顧客の欲しいものを考える
目的がはっきりしたら、対象となる顧客のニーズを分析します。
「どんなものが食べたくて自店舗に訪れるか」ということを、顧客目線で具体的に検討していきましょう。
顧客層の生活をイメージし、どんなことに惹かれるのか考えてみると、喜ばれるヒントを獲得できます。
拡散したくなるようなメニューにする
期間限定メニューの開発には、拡散したくなるような工夫があると良いです。
思わずSNSで「このメニュー好きだった!」と拡散してもらえるようなメニューを作成すれば、たくさんの顧客に来店してもらえます。
季節やイベントを考慮したり、「1人で来店している人が増えている」などの社会的背景を取り入れたりなど、話題になりそうなメニューを考案してみましょう。
自社の負担にならないようにする
どんなに効果的なメニューであっても、自社の負担になるものはNG。
原価の計算やスタッフのスキルで安定して提供できるのかなど、現場の状況も踏まえたうえで開発を進めてみてください。
期間限定メニューを開発する方法【4ステップ】
期間限定メニューのポイントを押さえたら、4ステップで開発に取り組んでいきます。
- 現状を分析する
- 消費行動と社会的背景から検討する
- 自社の負担を考える
- 実際に開発する
それぞれの流れをお話するので、チェックしてみてください。
現状を分析する
最初に、現時点のメニューと店舗体制を分析しましょう。
既存メニューについては、売れているメニューや組み合わせ、顧客層を検討することで、「どんなメニューが喜ばれるか」を把握できます。
一方、店舗体制に関しては、スタッフの人数やスキル、シフト状況を参考にしながら、実現可能な期間限定メニューを開発してみてください。
消費行動と社会的背景から検討する
次に、消費行動と社会的背景を考慮しながら、期間限定メニューを開発します。
「自店舗のメニューを注文するまでにどんな行動をするのか」「顧客に影響を与える社会的要素はどんなものがあるか」を、ピックアップしていきましょう。
項目がまとまったら、開発の目的に適している開発案を複数挙げてみてください。
自社の負担を考える
これまでの開発案を見ながら、自社の負担を考えてさらにメニュー案を絞っていきましょう。
「現状の運営体制で提供できるか」ということはもちろん、「作業効率が落ちないか」「食材のロスは大きくなりすぎないか」など、細かい負荷まで意識するとトラブル防止にもつながります。
実際に開発する
期間限定メニュー案をイメージできたら、以下の手順で実際に開発していきましょう。
- 見た目を絵におこす
- レシピを作る
- 提供までの手順を策定する
- メニューのネーミングをする
原画を作った後に、味の確認や原価計算をしながらレシピを作成します。
調理はもちろん、提供までも問題のないレシピが完成したら、思わず頼みたくなるようなネーミングを考えてみてください。
期間限定メニューを開発したら告知しよう!お知らせ方法3選
期間限定メニューを開発したら、以下3つの方法を参考に告知していきましょう。
- SNS
- ホームページ
- Web広告
こちらからは3種類の告知方法をご紹介するので、自店舗に適したものを選んでみてください。
SNS
誰でも簡単に始められるSNSは、期間限定メニュー開発のお知らせにぜひ活用したいところ。
お金をかけずに自店舗からいつでも情報を発信できるうえ、拡散性が高い点も魅力的ですね。
SNSの活用方法については、以下の記事で詳しくご紹介しているので、参考にしてみてください。
ホームページ
公式ホームページに情報を掲載して、告知する方法もあります。
ホームページなら、料理の写真やコンセプトなどを細部までこだわって伝えられるので、より魅力をアピールできるでしょう。
飲食店がホームページを開設していると、顧客からの信用が得やすくなるため、まだ作成していない方は検討してみてください。
Web広告
Web広告は、掲載費用さえ支払えば必ず掲載されるため、即効性を求めている場合におすすめです。
写真や動画を掲載できるWeb広告を検討し、顧客層が利用する広告配信先を選ぶことで、効果的なお知らせができるでしょう。
期間限定メニュー開発の成功事例
こちらでは、期間限定メニュー開発の成功事例として、以下3つの企業をご紹介します。
- くら寿司
- マクドナルド
- ミスタードーナッツ
それぞれの事例を分析しながら、自店舗のメニュー開発へ活かしていきましょう。
くら寿司
くら寿司は、 「極上かに」フェアなど、季節に応じた期間限定メニューを開発し、成功を収めています。
魚に力を入れたメニューはもちろん、肉×魚のコラボが楽しめるメニューや、人気アニメとのコラボメニューなど、消費行動に基づいた一皿を提供し、話題を呼び続けているのです。
マクドナルド
マクドナルドも、期間限定メニューを随時提供し、人気となっている飲食店の1つです。
特に、お月見をイメージした期間限定メニューの「月見バーガー」は、秋の風物詩として多くの人から受け入れられています。
ミスタードーナッツ
ミスタードーナッツでは、味はもちろん、見た目も楽しめるようなデザイン性に特化した期間限定メニューが開発されています。
自分へのご褒美やちょっとしたお土産など、ミスタードーナッツを利用する顧客の心理を捉えている、効果的なメニュー開発ですね。
期間限定メニューの開発後は、テイクアウトも検討するべき!
期間限定メニューを開発した後は、ぜひテイクアウトも検討してみてください。
コロナ禍によってテイクアウト需要が増加したことで、コロナの収束してからも利用の定着が期待できます。
テイクアウトのできるメニューであれば、デリバリーサービスも利用できるため、対象エリアを広げられて収入アップにつながるでしょう。
このように、大きなメリットのあるテイクアウトを成功させるには、「容器」にこだわるのがポイント。
例えば、高級感のある折箱を利用することで、付加価値がプラスされて期間限定メニュー開発の成功を後押ししてくれます。
「折箱ってどんな種類があるのかな」と思った方は、折箱通販の専門店「折箱堂」をチェックしてみてください。
期間限定メニューの開発、まとめ
今回は、期間限定メニュー開発のポイントや開発の流れ、告知方法についてご紹介しました。
開発の目的をはっきりとさせたうえで、顧客・社会・自社の3点を考えると、効果的な期間限定メニューを完成できます。
期間限定メニューを開発した後は、テイクアウトを検討してさらなる収入アップを目指しましょう。
折箱堂では、用途に合わせた様々な折箱を小ロットで販売していますので、テイクアウトを始める前に、ぜひ確認してみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。