仕出し弁当とは?利用する魅力やシーン、提供するときのポイントを解説
こんにちは、業務用テイクアウト容器通販サイト「折箱堂」スタッフの田中です。
会議や冠婚葬祭など、様々なシーンで活躍する仕出し弁当ですが、具体的にどのような弁当のことを意味するかご存じではない方も多いのではないでしょうか。
今回は、仕出し弁当とは何か、仕出し弁当と「宅配弁当」「ケータリング」「オードブル」「デリバリー」の違い、仕出し弁当の魅力や利用シーンについて解説いたします。
さらに、仕出し弁当を提供するときのポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
仕出し弁当とは?
こちらからは、「仕出し弁当とは何?」という疑問にお答えするべく、仕出し弁当の概要や語源、代表的な種類について解説します。
仕出し弁当の概要・語源
仕出し弁当とは、事前の注文に基づいて指定の日時や場所に届けてもらえるお弁当のことです。
「仕出し」の語源は諸説あり、例えば室町時代に武家などの間で、特別な客をもてなすため料理屋に注文して用意させた料理が始まりという説があります。
また、江戸時代に煮た魚などを天秤棒で運びながら売り歩いたり、大名達が大八車で料理を運ばせたりしたことがルーツという説もあるそうです。
どちらにしても、「誰かのために料理を作って運ぶ」ということが仕出し弁当の語源になっていると考えられます。
現在は、仕出し弁当といえばフォーマルなシーンに適していたり高級感を感じられたりするお弁当を指すことが多いです。
代表的な仕出し弁当の種類
代表的な仕出し弁当の種類としては、以下2つが挙げられます。
- 幕の内弁当:俵型の握り飯や俵型の型押しをしたご飯と、数種類のおかずを詰めたお弁当
- 松花堂弁当:十字の仕切りがあるお弁当箱に、味や色味、分量などをこだわって盛り付けられた格式高いお弁当
幕の内弁当は、もともと芝居の幕間に食べられていたお弁当といわれており、様々なおかずを手軽に楽しめるのが特徴です。
一方、松花堂弁当は懐石料理が起源とされており、美しい彩りからお祝いの席や特別なおもてなしに適しています。
仕出し弁当と「宅配弁当」「ケータリング」「オードブル」「デリバリー」の違い
仕出し弁当と混同されやすい言葉として、下記4つをご紹介します。
- 宅配弁当:日常的な食事で利用されることが多く、指定の場所に届けてもらえるおお弁当
- ケータリング:指定した会場に出張し、料理の提供から会場のセット、後片づけまで行うサービス
- オードブル:パーティーなどで提供される盛り合わせ料理を指すことが多い
- デリバリー:飲食店などが提供する商品を指定の場所に届けてもらえるサービス
仕出し弁当との詳しい違いは、下記の記事を参考にしてみてください。
仕出し弁当の魅力
実際に仕出し弁当を利用すると、以下のような魅力を感じることができます。
- 好きな場所で特別な食事を楽しめる
- 時間や手間を省ける
- 利用できるシーンが多い
こちらからは、上記3つの魅力についてご紹介していきましょう。
好きな場所で特別な食事を楽しめる
仕出し弁当は、多様な味わいを堪能できるだけではなく、自宅や会社など指定の場所に届けてもらうことができます。
彩り豊かで華やかな見た目であったり、旬の食材を使っていたりすることも多く、好きな場所で特別感のある食事を楽しめるでしょう。
時間や手間を省ける
仕出し弁当の大きな魅力として、様々な時間や手間を省けるという点も挙げられます。
材料の買い出しやメニューの考案、調理や後片付けなどの工程が不要になるため、大人数の食事を用意しなければいけないときや、手軽にプロの料理を食べたいときにぴったりです。
利用できるシーンが多い
仕出し弁当は、会議や冠婚葬祭、家族行事など、幅広いシーンで利用することができます。
様々なシーンで活用できるからこそ、「どんな食事を用意しよう?」と迷ったときも、選択肢の1つになり得るでしょう。
仕出し弁当が活躍するシーン
仕出し弁当は様々な場面で利用されていますが、代表的な活用シーンとしては以下が挙げられます。
- 会議
- 冠婚葬祭
- 宴会・パーティー
- 家族行事
- 社内研修
上記5つのシーンについてご紹介していきましょう。
会議
多様な味わいを楽しめる仕出し弁当を会議に手配することで、コミュニケーションの促進を期待できます。
会議に適した仕出し弁当は、食べながら話せるように、噛み切りやすいものや一口大のおかずが入っているものです。
また、役員や接待を伴う会議には、高級感を感じられる仕出し弁当でおもてなしの質を高めていきましょう。
冠婚葬祭
フォーマルな印象のある冠婚葬祭でも、仕出し弁当がぴったりです。
お祝いの席では華やかな彩りのお弁当、離別の席では故人が好きだった料理や落ち着いた雰囲気のお弁当を選ぶことが多いです。
宴会・パーティー
屋内・屋外のどちらでも豊かなメニューを提供できる仕出し弁当は、新年会や社内打ち上げ、懇親会や親しい友人とのパーティーなどでも利用されています。
味わいはもちろん、見た目も重視した仕出し弁当を選べば、参加者同士の会話も弾むでしょう。
家族行事
お正月やお花見、運動会といった家族行事でも、華やかな仕出し弁当で集まりをさらに盛り上げることができます。
幅広い世代が集まる家族行事では、メニューのバリエーションが豊かな仕出し弁当を選ぶことがおすすめです。
さらに、旬の食材を使用したお弁当であれば、季節イベントをさらに楽しめるでしょう。
社内研修
社内研修でコミュニケーションを深めるため、彩りのある仕出し弁当を参加者全員に提供することも多いです。
社内研修では、参加者の疲れを軽減できるように、満足感がありながら脂っこ過ぎず腹持ちの良い仕出し弁当を選ぶと喜ばれる傾向にあります。
仕出し弁当を提供するときのポイント
もし、現在仕出し弁当の提供を検討されているのであれば、以下3つのポイントを押さえることが大切です。
- 利用者を意識してメニューを考える
- 配送エリアについて考える
- 注文方法の手軽さを意識する
上記3つの提供するときのポイントについてご紹介します。
利用者を意識してメニューを考える
仕出し弁当をどんな人に利用してもらうかを考えたうえで、メニューを決めていきましょう。
会議と家族行事では求められているお弁当が異なることからもわかるように、購入する方によって「こんなお弁当が欲しい」というニーズは変わるものです。
様々な人のニーズを網羅しようとすると、どんな人にも刺さらないぼやけた印象の仕出し弁当になってしまうので、利用者をはっきりと定めたうえでメニューを考案してみてください。
配送エリアについて考える
利用者のニーズに応じて、配送エリアを決定しましょう。
例えば、会社員をターゲット層に設定する場合は、オフィス街や研修会場などを配達可能エリアにする必要があります。
ターゲット層に応じて、配送料も設定してみてください。
注文方法の手軽さを意識する
予約をしてもらってから提供する仕出し弁当だからこそ、注文方法の手軽さも意識する必要があります。
例として、決済手段を多様化したり、ターゲット層に応じて法人だけではなく個人からの注文も受け付けたりするといった方法が挙げられるでしょう。
注文に手間がかかるシステムの場合、せっかく魅力的な仕出し弁当を売り出したとしても、購入につながらないことがあるので注意してください。
仕出し弁当にぴったりな折箱3選
こちらからは、業務用テイクアウト容器専門店「折箱堂」が、仕出し弁当にぴったりな折箱を3つご紹介します。
【折箱】御膳折(長方) 5仕切 桐 蓋付(10個入)
【折箱】御膳折(長方) 5仕切 桐 蓋付(10個入)は、「高尚」の花言葉を持つ桐(きり)柄の折箱です。
木目が大きめの柄のため、上品でありながら華やかなインパクトも感じられます。
【折箱】御膳折(長方) 5仕切 桐 蓋付(10個入)の商品情報はこちらから
【折箱】6.5A 赤-ねごろ 蓋付(60個入)
【折箱】6.5A 赤-ねごろ 蓋付(60個入)は、「根来塗(ねごろぬり)」と呼ばれる、黒漆で塗った上に朱漆を上塗りした伝統的な漆器がモチーフになった折箱です。
日本の和の心を感じられるデザインは、和食をはじめとする仕出し弁当にぴったりでしょう。
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【折箱】松花堂7寸-4 金・杉 透明蓋付(60個入)
【折箱】松花堂7寸-4 金・杉 透明蓋付(60個入)は、柔らかさと温もりを感じられる杉柄の折箱です。
中容器は金色なので、お祝い膳など特別感のある仕出し弁当を提供したい場合におすすめでしょう。
【折箱】松花堂7寸-4 金・杉 透明蓋付(60個入)の商品情報はこちらから
仕出し弁当とは?まとめ
今回は、仕出し弁当とは何か、仕出し弁当と「宅配弁当」「ケータリング」「オードブル」「デリバリー」の違い、仕出し弁当の魅力や利用シーンについて解説いたしました。
仕出し弁当とは、事前の注文に基づいて指定の日時や場所に届けてもらえるお弁当のことであり、好きな場所で手間を省いて特別な食事を楽しめる魅力があります。
仕出し弁当のご提供を考えているのであれば、お弁当箱にこだわることで、より一層料理の魅力を引き立てることができます。
テイクアウト容器専門店「折箱堂」では、多様なシーンに適した高品質でお得な折箱をご用意しております。
仕出し弁当の弁当箱をお探しの方は、ぜひ折箱堂の商品をご覧ください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。