新メニュー開発の手順5つ!成功させるコツと共に解説
こんにちは、業務用テイクアウト容器通販サイト「折箱堂」スタッフの田中です。
飲食店で「新メニューを開発したいけど、どこから手を付ければいいんだろう」と悩んでいる方は、非常に多いです。
成功すれば新規顧客の獲得やリピーターを育成できる新メニューだからこそ、お店のコンセプトに合ったものを開発したいですよね。
今回は、新メニュー開発の手順5つと成功させるコツを解説いたします。
目次
新メニュー開発の重要性
新メニュー開発に力を入れるべき理由は、以下の2点からです。
- 新規顧客の獲得
- リピーターの育成
では、新メニュー開発の重要性についてお話していきましょう。
新規顧客の獲得
新メニューを開発することで、新規顧客の獲得につながります。
今までのメニューでは来店しなかったお客様も、新メニューに興味があれば訪問してくれるかもしれません。既存顧客だけに頼っていると、今以上に業績を拡大することは難しく、ライバル店にお客様を奪われるなどのリスクもあります。
さらなる売上アップのためにも、新メニューの開発は重要な意味を持つでしょう。
リピーターの育成
新メニューは、新規顧客だけではなくリピーターの育成も期待できます。
定番メニューでは再来店を考えなかった方が、新メニューを気に入ってリピーターになってくれることも。自社の売上を安定して伸ばしてくれるリピーターは、お店にとって大切な存在です。
パレートの法則でも 「売上の8割は、2割の優良顧客によるもの」といわれていることから、良質な新メニューを開発してよりリピーターを獲得しましょう。
新メニューを開発するための手順
新メニューを開発するためには、以下5つの手順が必要です。
- コンセプトを具体的に考える
- 立地や客層を意識する
- ニーズに合うメニューを開発する
- 金銭面を確認する
- 具体的なレシピを書く
それぞれの手順について解説していきます。
コンセプトを具体的に考える
まずは、お店の方向とマッチするように、新メニューのコンセプトを考えましょう。
例えば、自店舗の方向性が「誰でもラフに利用できる気軽なお店」なら、気取らずに食べられるメニュー、「記念日に利用したい高級感のあるお店」なら、上品で特別感のあるメニューが良いですよね。
また、「栄養バランスに優れたメニューが多い」など、お店の強みをしっかり理解することで、お客様が喜ぶ新メニューを作ることができますよ。
立地や客層を意識する
1ステップで考えた新メニューが、お店の立地や客層と合致しているのかどうかも大切なポイントです。
もし、学生の多い通りに自店舗があるなら、手頃な価格のメニューでなければヒットするのは難しいでしょう。どんなメニューにするべきか迷ったら、競合のお店と自店舗を比較するのもおすすめです。
競合と比べて、どんなメニューを出せばより多くのお客様を獲得できるのか、自店舗の価値を意識してみてください。
ニーズに合うメニューを開発する
お客様の立場に立って、深くニーズについて考えながらメニューを開発していきましょう。
メディアで話題になっているメニューや食材なども考慮して、より客層に適した料理は何かを追求するのが大切です。
新メニューを開発するうえで、理想の料理を作り上げるのはもちろん、安定して手に入る食材を使うことも忘れずに行なってください。
金銭面を確認する
新メニューを開発するときは、どれくらいの費用がかかるのかも必ずチェックするべきポイントです。
どれだけ素晴らしい新メニューが誕生しても、お金がかかりすぎてしまってはお店側に大きなダメージを受けてしまいます。
原価率をどうすれば下げられるか確認していく中で、仕入先の選定も同時に進めていくと具体的な数字がスムーズに算出できますよ。
具体的なレシピを書く
これまでのステップを達成したら、ついに新メニューの誕生です。
新メニューは料理担当のスタッフ全員が作れるものでなければいけないので、できるだけ具体的にレシピを書きましょう。
また、提供する前に、試食会などを開催して第三者の意見を聞くと、より深みのあるメニューになるので試してみてください。
新メニュー開発を成功させるコツ
新メニュー開発を成功させるには、以下5つのコツを押さえることが重要です。
- 定番メニューとの違いを押さえておく
- ネーミングにも力を入れる
- 見た目も意識する
- スムーズに提供できるか考える
- 開発後のPRも忘れない
これらのコツを忘れてしまうと、どれだけ頑張って開発してもお客様に刺さらないメニューになってしまうかもしれません。
新メニュー開発を始める前に、じっくりと最後まで読んでみてくださいね。
定番メニューとの違いを押さえておく
新メニューを開発するうえで、以下に記載した定番メニューとの違いを押さえておきましょう。
- 定番メニュー:「〇〇といえば」とイメージされるような、お店を代表するメニュー
- 新メニュー:定番メニューにはない新鮮さを取り入れたメニュー
このように、新メニューはターゲットを広げる窓口であるため、既存のお客様に喜んでほしいからと定番メニューと似ている料理を開発するのは避けるべきです。
新メニューを開発するときは、客層を考慮したうえで今までとは異なるクリエイティブな料理を作り上げていきましょう。
ネーミングにも力を入れる
メニューを見ただけで、思わず頼みたくなるようなネーミングを考えてみてください。
「カリッとジューシー!究極のメンチカツ」など、五感に訴えかける言葉と料理名を組み合わせることで、お客様は具体的に料理をイメージすることができます。
嗅覚や聴覚といった五感を意識したネーミングで、「これは絶対美味しい!」と感じさせるようなメニュー名を考案してみましょう。
見た目も意識する
最近は、料理を撮影し、SNSにアップする人が増えているため、写真映えするような見た目も意識してみてください。
お客様が新メニューの写真をアップしてくれれば、自店舗の存在を知らない人にまで情報が届き、思わぬところから新規顧客を獲得できるかもしれません。好意的に新メニューを撮影してもらうためにも、どんな見た目なら自店舗の客層が喜ぶのかを追求することが大切です。
SNSにどんどんアップしてもらえれば、お客様が広告塔の役割を担ってくれるので、広告宣伝費も削減できるかもしれません。
スムーズに提供できるか考える
お客様へスムーズに提供できる新メニューかどうかも、考えてみましょう。
仕込みの時間や注文を受けてから提供するまでの時間など、作業時間を具体的に算出してみてください。
「算出された時間をさらに短縮するにはどうすればいいのか」「作業効率をアップするには何をするべきか」を考慮することで、よりお客様が満足できる新メニューを開発できますよ。
開発後のPRも忘れない
開発した後は、新メニューができたことをしっかりPRしましょう。
お店のホームページやSNS、チラシやのぼりなど複数のPR方法を使って、多角的にアピールするのがおすすめです。せっかく素敵な新メニューを作れても、お客様に存在を認識されなければ集客は難しいでしょう。
新メニューの写真と共に、どんな料理なのかを伝える文章を記載し、お客様が来店したくなるようなPRをしてみてください。
新メニュー開発、まとめ
今回は、新メニュー開発の手順5つと成功させるコツを解説いたしました。
新メニュー開発は、以下5つの手順を踏むことでスムーズに進みます。
- コンセプトを具体的に考える
- 立地や客層を意識する
- ニーズに合うメニューを開発する
- 金銭面を確認する
- 具体的なレシピを書く
新メニューとしてテイクアウトを考えている方は、容器にこだわることでさらに集客力をアップさせられるでしょう。「折箱堂」では、どんな用途にも適した多種多様な容器を販売しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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