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こんにちは、業務用テイクアウト容器通販サイト「折箱堂」スタッフの佐藤です。

日本の和菓子の代表のひとつでもある「お団子」。コンビニやスーパーでも日常的に販売されていますね。普段はあまり食べないのですが、ふと、無性に食べたくなる時があります。

そう、時代劇で、茶屋で団子を食べているシーン。きますね!あと、観光地にて串焼きで売られているお団子…実は結構買ってしまいます。その時、うちの三人の息子たちの分も…。出費はかさみますが、みんなで食べると美味しいですよね。

また、一年を通じて「お団子」がピックアップされるのが、春の「花見だんご」、秋の「月見だんご」です

お袋がこの時期、孫のためにと買ってきますが、あっという間に団子三兄弟達にたべられてしまいます。親も少しは食べたいのですが・・・。

今回は、そんな「お団子」について、いつごろから食べられているのか。「花見だんご」、「月見だんご」を頂く由来、歴史などを調べてみました。また特別な日やイベント事などのハレの日「お団子」テイクアウトするのにおすすめの容器である折箱についてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

「お団子」の由来

お団子を食べるようになったのはいつ頃?

調べてみると、団子の歴史は、なんと縄文時代からあったと知って驚きました! 

縄文人はクルミ、クリ、トチ、ドングリなどの実等を採取、貯蔵していました。そのクルミ、クリ、トチ、ドングリなどの実を、縄文人はどのように食べていたのでしょうか。

トチ、ドングリなどはこのままでは食べられません。ここで活躍したのが縄文土器です

実を粉砕して、土器を使って水にさらし、加熱、アク抜きして食用にしました。これらを丸めたもの、これが団子の始まりといわれています。紀元前からの知恵ですね。

団子の語源は?

では、「団子(だんご)」という名称はいつ頃から呼ばれ始めたのでしょうか。

奈良時代に遣唐使が持ち帰った唐菓子の一種「団喜」(だんき)が語源という説もあるようです。形は丸ではなく、金袋(お財布)のようなものでした。

平安時代から団子(だんし、だんす)という記述がみられます。室町時代から 団子(だんご)という読みが定着し、竹串でさされたおなじみの串団子の形もこの時代からとされています。

「花見だんご」の由来、歴史

いつ頃からお花見は始まった?

お花見は、奈良時代に遣唐使が中国から持ち帰った梅の花を観賞する貴族の行事でした。

梅はそもそも「漢方薬」として持ち込んだものですが、観賞用として公家達の間で広まり、奈良時代から平安時代にかけての花見といえば「梅」でした。

余談ですが、梅の歴史は古く、平安時代にすでに「梅干し」が存在していた記録もあります。

お花見を始めたのは、実は太閤秀吉?!

現在の花見の原型といえるのは天下人、太閤秀吉が催した「醍醐の花見」!総勢1300人ほどの盛大な花見が京都醍醐寺で行われました。

この時に振る舞われたのが「花見だんご」。元々白一色お団子を、花見の為に太閤秀吉が考案させたといわれています。この大イベントが、現代の花見にはお団子を頂くというスタイルを作り上げました。

この「花見だんご」の色、ピンク・白・緑の3色については諸説沢山ありますが、一説としては、ピンクと白で、おめでたい紅白。おめでたい紅白で運気を上げ、清浄を表し、緑は邪気を払う色とされています。

縁起のいいお団子を頂き、花見を楽しむ、日本人特有の風情が伺えますね。

「月見だんご」の由来、歴史

いつ頃からお月見は始まった?

月見といえば、「うさぎ うさぎ なに見て はねる 十五夜 お月さま 見て はねる 」
童謡の「うさぎ」のフレーズがなぜか浮かんできます。

月に映ったウサギを鑑賞しながら団子を頂く・・・これが月見だんごの由来? と思っていましたが、あながち、はずれでもなく、「昔は月にウサギが住んでいて、餅つきをしていることにあやかり、餅の代わりに団子をお供えした」説もあります。

定説ですと、月見は中国から伝わり、平安時代の貴族の間で宴のような形で催されていました。一般庶民が行うようになったのは江戸時代と言われています。

十五夜=満月、旧暦の八月十五日に、穀物の収穫の喜びに感謝し、月に見立てた団子をお供えする風習として現代に伝わりました。ススキは稲穂の代用で、豊作祈願に飾ります。ちなみに今年(2022年)は9月10日です。晴れるといいですね。

月見だんごの並べ方

十五夜に飾るお団子の数は15個です。三段に積みあがってお供えされますが、積み方は

下段・・・9個(3×3)
中段・・・4個(2×2)
上段・・・2個

上段は正面から見て縦に2個並べるのが正解で、横に並べると仏事になるそうです。また、図では「三方」に紙を敷いてのせていますが、お皿でもかまわないそうです。豊作への感謝と祈願が大事ですね。

ハレの日の「お団子」に使って頂きたいおすすめの折箱

紙製 お手軽 折箱 100ケ入

ハレの日の「お団子」のテイクアウト容器としてまずご紹介したいのが、紙製 お手軽 折箱 100ケ入 シリーズです。

こちらは、折りたたみ式の紙製折箱となっており、上図の通り、使う前は折りたたんでおけるので場所を取りません。

オール紙製ですので環境にもやさしいですね。寸法も4種類あり、団子の個数や大きさで選ぶことができます。

【折箱】WP-410 杉柄、東雲柄、鼓柄(底板・肌色) 蓋付(20個入)

次にハレの日の「お団子」におすすめの折箱は「【折箱】WP-410 杉柄、東雲柄、鼓柄(底板・肌色) 蓋付(20個入)」シリーズです。

こちらもお手頃価格にてご購入できますので、初めてテイクアウトを始める方も導入しやすいかと思います。

シンプルな貼底の容器ですが、側の厚みで立体感が増し、お団子をよりよく引き立てます。団子の色彩により定番の杉柄」、「東雲(しののめ)柄」、「鼓(つづみ)柄を選んで頂けたら、なお嬉しいですね。

上図は、おすすめとして古典柄「鼓(つづみ)柄」に「花見だんご」をセットしてみましたときの写真です。

お役立ちブログ「折箱の柄について」でご紹介しましたが、「鼓」は祭や宴会などで楽しげな雰囲気から「美しい音色が鳴る」という意味と「見事な実がなる」という意味にかけて、「豊作」の願いが込められています。団子と鼓柄、ぴったりな組み合わせです!

通常は透明パックで販売されていると思いますが、ハレの日に使って頂けると、普段と違った特別感がでるのでおすすめです。

興味のある方はお役立ちブログ「食材や料理の魅力を引き立てるお弁当容器なら折箱がおすすめ」を参照願います。

ハレの日の「お団子」におすすめの折箱、まとめ

ここまでお団子について、「花見だんご」や「月見だんご」の由来や歴史、そしてハレの日のお団子におすすめのテイクアウト容器・折箱についてまとめてみました。

はるか紀元前より、縄文人が土器をつかってお団子を作っていたと思うと、ロマンを感じますね。太閤秀吉がイベントを催さなかったら、花見にお団子を頂くスタイルは今日なかったかもしれませんね。十五夜には月に団子をお供えしてから頂きましょう。

子育てが終わったら、京都あたりの老舗のお団子屋さんに行ってみたいですね。店脇の野点傘(のだてかさ)の下でお団子を頂き、お土産に購入したお団子には折箱が使われているかも・・・ワクワクなハレの日はもう少し先ですネ。

ハレの日に団子を頂きたいと思った時にテイクアウトをご利用される機会もあるかと思います。このブログが少しでも参考になればうれしいです。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!

折箱は、お弁当をより魅力的に彩る容器です。ぜひ、あなたのお店に最適なテイクアウト容器やお弁当容器を見つけてください。

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