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こんにちは、テイクアウト容器通販サイト「折箱堂」スタッフの佐藤です。

年を取ると季節の移り変わりは早いものですね。秋のお彼岸を過ぎると涼しくなり、いつの間にか紅葉の時期になります。

紅葉と言えば、秋の行楽シーズンですね!

子供達が小さい頃は、よく筑波山に紅葉狩りに出かけていました。行きは、ゆっくり自然を堪能しながら徒歩。山頂に近づくにつれ傾斜がきつくなり、末っ子を肩車して登りました。帰りはロープウェイで下り、上からの絶景を堪能していました。今ではみな私より大きくなり、一緒のお出かけも少なくなりました。少し寂しいですね。

さて「紅葉狩り」ですが、いつ頃から始まったのでしょうか。また、桜は花見というふうに「見る」と表現をするのに対し、なぜ紅葉狩りは「狩り」という言葉が付いているのでしょうかか? ・・・。

今回は、そんな「紅葉狩り」について、由来や、歴史についてまとめてみました。また「紅葉狩り」にあった秋のテイクアウト行楽弁当におすすめの折箱についてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

紅葉狩りの由来

紅葉狩りとは

紅葉狩り(もみじがり)とは、秋に、大自然の残る山々やその近くの野原や川べり等にお出かけし、赤色(紅葉:こうよう)や、黄色(黄葉:おうよう)褐色などに色づいた木々の葉を見て楽しむことです。主にカエデやイチョウ、ブナなどの落葉樹が多いですね。

紅葉のメカニズムですが、その名の通り落葉樹は、夏は葉っぱから光合成で多くのエネルギーを取り込みますが、冬の効率を考え、その前に葉っぱを捨て去ります。

葉っぱを切り捨てる前に光合成の機能をとめるので、色素に変化が発生して葉の色が変わるのです。自然の摂理が私たちを楽しませてくれているのですね。

ちなみに紅葉は北海道が9月位から始まります。徐々に南下し、九州では12月中旬までが見頃です。

また紅葉狩りの名所といえば、湖や滝や自然が作り上げた絶景が多いですが、人工的な物としてダムや、吊り橋、ロープウェイ、温泉、寺院等々、いろいろ観光名所として巧く整備され、連動しています。

例えば日本の代表的観光地、「日光」は、「竜頭の滝」や「いろは坂」、「東照宮」など取り揃えており、まさに典型的な紅葉スポットですね。

暑い夏から過ごし易くなる秋、観光地も紅葉という大イベントがプラスされ、更に賑わいが盛り上がります。

「紅葉狩り」は、いつ頃から始まったの?

現在は、春といえば「お花見」。秋といえは「紅葉狩り」が行楽の二大イベントですね。両方ともその時期になりますと、盛んにテレビで桜前線、紅葉前線の状況を報道し、ワクワク感を感じさせます。

「お花見」については以前の記事「ハレの日のお団子におすすめの折箱」中で、花見だんごの由来、歴史にて触れましたが、奈良時代から始まり、時の権力者の御威光もあり江戸時代に盛んになりました。

「紅葉狩り」は、万葉集にて「紅葉」について歌われており、「源氏物語」にも登場しています。平安時代には貴族の風流な楽しみとして行われていました。

その紅葉狩りが一般庶民に広まったのは、やはり江戸時代。現代でいえば観光名所ガイドブック的存在な、「名所図会(めいしょずえ)」で全国各地の紅葉の見どころが紹介され、大巡礼ブームとなりました。

紅葉や黄葉(もみじ)を眺めながら、秋の味覚を楽しみつつも、お花見同様の宴会も催されたみたいですね。

「紅葉狩り」には、なぜ「狩り」という言葉がつくの?

「狩り」というと、現在では「いちご狩り」「梨狩り」「ぶどう狩り」と農家さんの所でレジャー感覚があります。

昔は、山に出かけて「イノシシ狩り」「キノコ狩り」等動物・食材を生活の為に狩猟をする意味合いでの「狩り」であり、すこし泥臭いイメージがありますね。

学研全訳古語辞典ですと、もともと、「狩る」という言葉には(花や草木を)たずね求めて観賞するという意味があるそうで、

方丈記の出典によりますと、
「折につけつゝ桜をかり紅葉をもとめ蕨を折、木のみをひろひて且は仏に奉り且は家づとにす。」というように、「桜をたずね求めて観賞し、紅葉を求め~」という表現が使われております。

「紅葉狩り」という言葉の由来ですが、普段歩かない平安貴族が、わざわざ山奥まで足を運んで、色づいた木々を愛でる…この行動が狩りに似ていることから羨望と滑稽を込め「紅葉狩り」となった説もあります。

春は「お花見」
秋は「紅葉狩り」

あれ?お花見は「花見狩り」とは言いませんね。なぜでしょうか?

実は、昔は「花見」もわざわざ山奥まで足を運んで桜を愛でていたため「桜狩り」と言っていたらしいのですが、桜がより身近な存在となったため「狩り」という言葉を使わなくなったそうです。

桜が身近な存在になるきっかけが歴史書に書かれています。平安時代、菅原道真の詞書の一文に、仁明天皇(810-850)の時代、清涼殿(天皇が普段過ごされる内裏の重要施設)に桜が植えられたことが書かれており、以降代々桜の木を植え継いでいったそうです。

これを機に、貴族たちも追従して庭に桜を植えたので、山に行かずとも桜を見ることができる、つまり、出かけてまで桜狩りが必要ではなくなり、次第に「お花見」という言葉に変わっていったとのことです。

お花見も、紅葉狩りと同じように「桜狩り」と言われていたとは驚きました。お花見と言う言葉が使われるほど、桜は身近な存在になったということなんですね。

紅葉狩りにおすすめの折箱の選び方

ここまでは、「紅葉狩り」の由来や歴史について述べてきましたが、ここからは行楽シーズンとしての「紅葉狩り」にぴったりなテイクアウト容器・折箱をご紹介してみたいと思います。

柄で選ぶ

【折箱】YB410-P ウンキン 蓋付(120個入)

「紅葉狩り」にあった折箱を柄で選ぶなら、1つ目は雲錦柄(ウンキン)をお勧めします。ピンクをベースに、桜が雲のように流れるなかに紅葉が描かれております。春だけでなく秋にもおすすめ!季節の移ろいを感じさせる柄です。

【折箱】YB410 秋千扇 蓋付(120個入)

2つ目は、秋千扇柄の折箱です。秋千扇柄は、秋の定番柄的な存在です。

扇子に紅葉が描かれていますね。平安貴族が、扇子に葉をちりばめ楽しむ・・・紅葉狩りのイメージとぴったり合いますね。

形状で選ぶ

丸、楕円タイプ

【折箱】YB丸5寸 杉 蓋付(90個入)

秋といえば実りの秋、食欲の秋・・・いろいろあり過ぎて選びきれませんネ。敢えて考えるなら秋はお米の美味しい季節です。さらに山の幸もいろいろ、キノコ、松茸、栗、山菜・・・と美味しい食材が目白押し!ということで丸いワッパ飯が浮かびました。

紅葉をおかずに、曲げ物の容器でお弁当を頂くのはいかがでしょうか?

上図は、【折箱】YB丸5寸 杉 蓋付(90個入)に山の幸「山菜ごはん」を盛ってみました!オーソドックスな杉柄が食材の存在を邪魔することなく、栗も引き立ちますね。

紅葉狩りの由来とおすすめテイクアウト容器のご紹介、まとめ

ここまで紅葉狩り由来や歴史、そして「紅葉狩り」にあった秋のテイクアウト行楽弁当におすすめの折箱についてまとめてみました。

紅葉(こうよう)は、落葉樹が冬が来る前に葉っぱを捨て去る際、色素に変化が発生して葉の色が変わる自然の摂理そのものです。

紅葉狩り(もみじがり)は、お花見同様、平安時代から貴族の風流な楽しみとして続き、江戸時代には大巡礼ブームも起きました。まさに日本の伝統文化と言えますね。

昔は「花見」も「桜狩り」と言われておりましたが、貴族の庭先に植えられるようになったので、狩りという言葉が消えました。ある意味、花見は半ば人工的な物になりましたが、「紅葉狩り」は大自然そのものを訪ね歩くイベント!ついでに近くの観光名所を訪ね歩くのもいいですね。そのとき、紅葉をおかずにお弁当を買って頂き、容器に折箱が使われていたら更にうれしいです。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!

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