うなぎ料理におすすめの折箱の選び方
こんにちは、業務用テイクアウト容器通販サイト「折箱堂」スタッフの佐藤です。
夏になりますと、海水浴、プール、キャンプ・・・やりたい事が沢山!子供たちは夏休み!どこかお出かけしたくなりますね。観光名所にいざドライブ!子供たちが小さい頃はよくお出かけしました。
しかしながら暑いので、どうしても清涼飲料水やアイスクリームなど水分を取り過ぎ、帰宅して、クーラーをガンガンかけたら、食欲がなく、疲れが…。ん?、これがいわゆる「夏バテ」の症状ですね。
「夏バテ」と聞きますと「うなぎ」が真っ先に浮かびます。「土用の丑の日(どようのうしのひ)」という言葉はよく聞きますが、その由来はどのようなものなのでしょうか?また、本当にうなぎは「夏バテ」に効果があるのでしょうか?
今回は、そんなうなぎ料理について、由来や効用、歴史についてまとめてみました。
また、うなぎ料理をテイクアウトするのにおすすめの容器・折箱についてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。
目次
うなぎ料理の由来
うなぎの生態
うなぎは、身近なところにいそうですが、実は海で産卵し、川や湖などの淡水域で成長する珍しい生態をもった魚です。
最近になってわかってきたことですが、日本で生息するニホンウナギは、なんと西マリアナ海嶺付近!約3,000km離れた海を泳いで来られてるのですね。
えびやカニなどの甲殻類、小魚やミミズ、ゴカイから昆虫まで、雑食性でなんでも食べ大きくなります。
ちなみに、現在日本で食されるうなぎの総生産量の99%以上は、実は養殖。海や川で採捕したウナギの稚魚を育てて出荷されているのです。
うなぎを食べる習慣はいつ頃から?
うなぎは古くから食されており、万葉集にも詠まれていたほど。しかし、習慣化されてきたのは江戸時代中~後期。江戸時代の蘭学者・平賀源内が考えた説が有名ですね。日本のコピーライターの“はしり”とされる人物でもあります。
源内さんが、夏場流行らない鰻屋さんの為、「本日丑の日」「土用の丑の日うなぎの日」という宣伝文句を軒先に張り出すように勧めたら、お店は大繁盛、全国に習慣が広まり今日に至ります。
もともと夏の土用の丑には「う」のつく食べ物を頂く習慣があり、うまくハマった感じでおもしろいですね。
ちなみに土用の丑の日とは、雑節(ざっせつ)という特別な暦日からきており、春夏秋冬の季節の変わり目にそれぞれ「土」が割り振られます(つまり土用は年4回)。
この土用の期間は約18日。これを十二支(子、丑、寅…)で割振りします。今年の夏の土用の丑の日は7月23日と8月4日です。スーパー、百貨店の広告、要チェックですね!
うなぎは「夏バテ」に効く!?
なんと、農林水産省の広報用Webマガジンにて、うなぎの夏バテの効用が紹介されています!引用致しますと、
「ウナギには、ビタミンA、B1、B2、E、Dのほか、カルシウム、鉄分、亜鉛、脂質(DHA、EPA)、コラーゲンなど、夏バテ予防に必要な栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンAは、100グラム食べれば成人の一日に必要な摂取量に達します。」
夏バテには「うなぎ」!農林水産省のお墨付きですね。
少し補足しますと、うなぎにはビタミンA、B群が特に多く含まれております。
ビタミンAは、目や粘膜を健全な状態に保ち、抵抗力を強めたりする働きがあり、胃腸病や風邪を予防に効果があるとの事です。ビタミンB1は、糖分をエネルギーとして燃やすために必要な栄養素、疲労回復にはかかせない栄養素です。
野菜・穀物中心の食生活だった昔は、うなぎは貴重な栄養源だったことでしょう!昔から食されていたのも、うなずけますね。
うなぎ用折箱の選び方
うなぎを食べたい!夏バテに自分へのご褒美かも。でも遠くまでお出かけしてまではちょっと…。
こんな時、ケータリングやデパ地下などで購入しテイクアウトされる際、うなぎ用の容器(器)として食材をより引き立てるよう演出しているのが折箱です。
うなぎといえば、タレ!がポイントですが、そうなると汁漏れが気になるかもしれませんね。うなぎ用の折箱には、どんな形状が使われているのでしょうか?
ちなみに、様々な折箱の形状については、弊社お役立ちブログ「食材や料理の魅力を引き立てるお弁当容器なら折箱がおすすめ」を合わせて見て頂ければ幸いです。
今回は、うなぎ用の折箱の形状について詳しくご説明していきます。
よく見受けられる融着折タイプ
まず1つ目は融着折という形状です。
融着折とは、1枚のプラスチック(PSP:発泡ポリスチレン)の板の角4辺を熱融着で溶かして、箱の形にした折箱です。
PSPは発泡率が高いため断熱性に優れ、保温や保冷に適し、成型・加工に適している素材です。軽量なので持ち運びにも最適!
形状は四角のみですが、側面と底面部分が一体になっておりますので、多少のタレ・汁等が、漏れにくくなっています。こうして考えると、融着折はうな丼のような丼物には最適な器といえます。
木目柄は1枚の板から加工するので、長手が横向き、短手が縦目と柄の向きが変わります。この為、柄模様を使っている箱も見受けられます。
更に、本体も蓋も融着でカブセ蓋のものが多く売られております。売り場などでチェックしてみると面白いかもしれませんね。
中容器を使った貼底タイプ (302-赤たもん、302-黒たもん)
次に、中容器を使った貼り底タイプの折箱です。
貼り底タイプの折箱について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読みください。ブログ「食材や料理の魅力を引き立てるお弁当容器なら折箱がおすすめ」
弊社取り扱い製品の中でうなぎ、特に丼物としてお薦めな折箱が、「302赤-たもん杉 蓋付」、「302黒-たもん杉 蓋付」です。
中容器が区分けされており、仕切部分へは箸休めやタレ瓶(たれびん)などがセットできます。メイン部分はごはんが290g(約お茶碗2杯分)入ります。そして、高さ14mmの蓋が付きます。大容量でドンと行きましょう!
実際の使用例は下図のようになります。
中容器をセットしたタイプ (YB302 中容器赤・黒)
最後は、中容器をセットしたタイプの折箱のご紹介です。
弊社取り扱い製品の中で、更にワンランクUPの演出でうなぎ料理にお勧めな折箱が、紙製折箱 YB302 (中容器・赤)、 紙製折箱 YB302 (中容器・黒)です。
紙製の本体、蓋は「くるみ」という一枚の紙をくるむようにして折り曲げるという加工方法をつかっており、PSP製の折箱に比べ、とても重量感があり、高級感を演出できます。
中容器は投込み式ですので、食材をセットする際も、取り外す際も便利です。
またカブセ蓋ですので、開けるわくわく感もあります。紙のおせちの重箱と同じ材質ですので、雰囲気的にも、「うな重」にぴったりな容器といえます。
国内産のうなぎや、うなぎ料理の専門店様用などに使われてはいかがでしょうか。
うなぎ料理におすすめの折箱の選び方、まとめ
ここまでうなぎ料理の由来や歴史、そしてうなぎ料理に合うテイクアウト容器・折箱についてまとめてみました。
江戸時代、平賀源内さんが広めたキャッチコピー?「土用の丑の日うなぎの日」として現在も食されているうなぎ!実は海で産卵され、実際に夏バテに効くビタミン群も多く含まれているということも分かりました。農林水産省のHPにも紹介されていますね。
うなぎを頂く際、提供する際、少しでも豆知識があるとまた違った趣を感じるのではないでしょうか。
まだ、完全にコロナ禍は収まっていないため、うなぎを食べたいと思った時にテイクアウトをご利用される機会もあるかと思います。このブログが少しでも参考になればうれしいです。
この記事を作成しながら、この昔から続く日本の伝統食文化を、折箱を通じてつなげていきたいと改めて感じました。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!
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