飲食店のレイアウトは3つのシーン別に考える!成功するための作り方とは?
こんにちは、業務用テイクアウト容器通販サイト「折箱堂」スタッフの田中です。
飲食店を始めるときに、重要視するべきはレイアウトでしょう。
お客様が過ごしやすい環境にするのはもちろん、スタッフも使いやすいものにしなければ、スムーズにお店を回していけませんよね。
ただ、初めて飲食店運営をスタートさせる方にとっては、一体何に気を付けてどんなレイアウトにすればいいのか悩んでしまうのではないでしょうか。
今回は、飲食店のレイアウト作りをするときの考え方を、3つのシーン別に解説いたします。
記事の後半では、飲食店のレイアウト決定後に、準備しておきたい容器についてもお話するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
飲食店のレイアウトは「厨房」「客席」「バックヤード」に分けて考える
飲食店のレイアウトは、「厨房」「客席」「バックヤード」と3つのシーンに応じて考えるのがおすすめです。
レイアウトと一口にいっても、スタッフとお客様のどちらを主体に考えるかで作り方が異なります。
さらに、利用用途に応じても意識するべきポイントが分かれるので、1度に店内全てのレイアウトを作ろうとしてしまうと、ごちゃごちゃとして誰にとっても利用しづらい環境になってしまうものです。
厨房・客席・バックヤードと3パターンによってプランを立てれば、的確に過ごしやすいレイアウトを作れるでしょう。
【飲食店のレイアウト1】厨房
厨房のレイアウトを考えるときに押さえておくべきなのは、以下2つです。
- 配置したいものを意識して考える
- スタッフの動きやすさもポイント
では、それぞれについて解説していきます。
配置したいものを意識して考える
まずは、厨房に何を配置したいのかを書き出しましょう。
オーブンやコンロ、冷蔵庫など、必要なものをリスト化したら、店舗のイメージも含めてどんな厨房と相性がマッチするのか考えてみてください。
実際によく使われている厨房の特徴は、以下4種類です。
- 直線型:シンクやガスコンロが直線に並んでいるタイプ。少人数経営のお店に最適。
- L型:シンクやガスコンロがL字に並んでいるタイプ。直線型より厨房の面積を広く取りたい店舗におすすめ。
- 2列型:シンクやコンロが2列に分かれているタイプ。たくさんお客様を迎える店舗に一押し。
- アイランド型:シンクやコンロとは別に、調理台があるタイプ。デザイン性にこだわりたい店舗にぴったり。
好みの厨房が決まったら、縮尺図と照らし合わせながらどのように器具を設置するか決めていきます。
電気やガス、水道などの位置も確認して、適切なレイアウトを作るのがベストです。
スタッフの動きやすさもポイント
厨房のレイアウトは、スタッフが動きやすいかどうかも大きなポイントでしょう。
何人のスタッフが厨房で作業をするのか考え、それぞれが不自由なく行動できるようなレイアウトを目指してみてください。
調理スタッフはもちろん、ホールスタッフも食器の片付けなどで厨房に入ることがあるので、入り乱れないような動線を考えられると良いですね。
【飲食店のレイアウト2】客席
客席のレイアウトを考えるうえで大切なのは、以下2つの項目です。
- お客様がスムーズに動けるかが重要
- ターゲット層を意識する
それぞれの項目について、詳しくお話していきます。
お客様がスムーズに動けるかが重要
どんなに良い雰囲気のお店でも、スムーズに来店からお会計までができない客席では、リピーターは育ちません。
複数人のお客様が交錯することを踏まえ、スタッフが料理を運ぶことも意識したうえで、余裕のあるレイアウトにするのが良いでしょう。
1つの目安として、テーブルの間隔は最低60cm、通路は120cmを確保しておきたいところです。
回転率や来店されるであろうお客様の数だけを意識すると、お客様にとって居心地の悪いレイアウトになってしまう恐れもあります。お客様がスムーズに動けるレイアウトにするよう注意してみてください。
ターゲット層を意識する
自店舗のターゲット層を考えながら、レイアウトを組み立てることも大切です。
例えば、立ち食いそばなどぱっと食事を済ませたいと考えている人がターゲットなら、カウンター席のみが良いでしょう。ゆっくりと落ち着いて食事を楽しみたい人がターゲットなら、ゆったりとした広めのテーブル席が適していますね。
また、ターゲット層がカップルなのかファミリーなのかなどによっても、個室を用意するべきかなどレイアウトが異なります。
客席のレイアウトを決める前に、一度ターゲット層の特徴を書き出して客観的な視点を取り入れると、より満足度の高い店舗を作れるでしょう。
【飲食店のレイアウト3】バックヤード
飲食店に必要不可欠なバックヤードは、以下3つの点を抑えたうえでレイアウトを作成するべきです。
- スタッフが使いやすいかを考慮する
- 食材や備品の置き場を別で用意するのもあり
- 重要なものの保管場所も忘れずに
それぞれの点を踏まえて、スタッフのストレスにならないバックヤードを完成させましょう。
スタッフが使いやすいかを考慮する
まずは、スタッフが使いやすいことを意識してレイアウトを考えてみましょう。
バックヤードは、何時間も店舗で働き続けたスタッフが一休みできる場所なので、心地良く過ごせる工夫が必要です。
スタッフ全員の荷物を適切に収納できるか、机やいすなどが設置されていてくつろげるかなど、不自由のないレイアウトがベストですね。
狭く使い勝手の悪いバックヤードでは、スタッフの不満も溜まってしまい、バイトなどの場合は直接離職の原因にもつながるため注意しましょう。
食材や備品の置き場を別で用意するのもあり
飲食店によっては、食材や備品を厨房だけでは管理できない場合もあるでしょう。
この場合、厨房やスタッフのバックヤードとは別に、保管場所を用意しておくと安心です。
いつもスタッフが働いていたり休んでいたりする場所に保管場所をつくると、収納するときや取り出すときにお互いストレスを感じてしまうことも。
保管場所を厨房とは異なる場所につくる場合は、冷蔵庫を設置し、常温のものだけではなく冷蔵・冷凍商品もしまっておけるようにすると便利ですよ。
重要なものの保管場所も忘れずに
お店の売上や書類など、重要なものを保管する場所も忘れずに用意しましょう。
お客様から目の届かない場所に設置するのはもちろん、通常のスタッフも手を触れられないようなところにつくっておけば、万が一のことを考えても安心ですね。
ちなみに、モール内に飲食店を出店する際は、重要なものの保管場所は、モールから指定されている可能性が高いです。
モール内の出店が決まっている方は、一度確認しておくことでよりイメージ通りのレイアウトを作成することができますよ。
飲食店のレイアウト後は、ぴったりの容器を準備しよう
飲食店のレイアウトを作成した後は、テイクアウトにぴったりの容器を準備しましょう。
新型コロナウイルスによってテイクアウト需要が増した今、飲食店を始める際にはお持ち帰りメニューも検討するべき。
その際、お客様の満足度を向上するサポートをしてくれるのが容器です。
汁漏れがしないなど実用性があり、食事をより際立たせてくれる容器があれば、お客様の心をぐっと掴めるはず。
「折箱堂」には、用途に応じた各種の容器を取り揃えているので、公式ホームページから確認してみてください。
飲食店のレイアウト、まとめ
今回は、飲食店のレイアウト作りをするときの考え方を、3つのシーン別に解説いたしました。
飲食店のレイアウトは、「厨房」「客席」「バックヤード」と3つのシーンに応じて考えると、お客様とスタッフのどちらも満足できる環境をつくれます。
この記事を参考にレイアウトを作った後は、テイクアウトの容器選びにも力を入れてみましょう。
どんな容器を選べばいいのかわからない方は、「折箱堂」を覗いてみるのがおすすめです。
用途や形などに応じた高品質で安価な容器を揃えているので、きっとお店にぴったりのものが見つかりますよ。
現在、購入者特典として、アンケートにお答えいただくと20%OFFになるクーポンもご用意していますので、まずはお気軽にご利用ください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
この投稿へのコメント
コメントは受け付けていません。