折箱の通販なら折箱堂|業務用テイクアウト容器専門店

こんにちは、テイクアウト容器通販サイト「折箱堂」スタッフの佐藤です。

我が家で結構困ってしまうのが、「お洋服選び」です。

お古の着回しも難しくなり、大きくなった息子達の服をたまに買いにいくのですが、「あともう少し大きいサイズがあれば…。」、「襟のデザインがちょっと好みじゃないなぁ…。」「胸のマークさえなければ良いのになぁ。」など、後もう少しなのに自分の好みにピッタリ合わないというケース、ありますよね。

洋服と同じように、折箱を選ぶ際にも同じように感じる場合があるのではないかと思います。「サイズやデザインなどがぴったり希望と一致する折箱が見つからない…。」そんなお悩みがあるかもしれません。

折箱の使用用途について」の記事にて既に説明されておりますが、現在の折箱堂ラインナップ、つまり商品一覧の中から選んで購入できる商品は、「既製品」という位置づけです。

しかし、実際に市場に出回っている折箱の種類の約9割が、「別注品」(特別に生産した商品)なのです。そのため、なかなかサイズやデザインがぴったり希望と合うものが見つかりにくいのです。

現在、折箱堂でもご相談いただくことが増えており、「別注品」の受注開始を検討しているところでございます。

この記事では、折箱の「別注品」とはなにか?また、別注品にはどのようなタイプがあるか?について触れていきたいと思います。
ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。

折箱の別注品(カスタムメイド・オーダーメイド)について

そもそも、折箱の別注品とは?

そもそも、折箱の「別注品」とは何でしょうか。

「別注」とは、「特別(特注)注文」を略した言葉です。つまり、「別注品」とは、特別に注文を頂いて見積もりをさせて頂いてからつくる商品のことです。

一言で別注品と言いましても種類が色々ありますので、衣服(ファッション)業界で良く使われる用語をお借りしてご説明していきます。

別注品のカスタムメイドとオーダーメイドの違いについて

「別注品」は、大きく下記2種類に分かれます。

・別注品(カスタムメイド)・・・ 規格品をベースにし、仕様を一部変更した別注品。
・別注品(オーダーメイド)・・・ 何も型のない所から、お客様の御希望に沿った折箱を作る別注品。

一方、現在の折箱堂の商品カテゴリーから選んで購入できる商品は、「規格品」(既製品)という位置づけです。

規格品(既製品)は在庫があるるので、良い折箱を安価・小ロットで短納期にてご提供できるメリットがあります。

折箱堂の中にも、一部「受注生産品」と表記がある商品もありますが、こちらは普段は在庫を持っておらず、注文が入り次第準備する商品です。受注生産品は、受注してから生産する商品ではあるものの、規格に沿って生産するため、「別注品」ではありません。

今回は、規格品をベースにし、仕様を一部変更した別注品(カスタムメイド)について詳しくまとめていきます。

例を挙げながらのご説明の方が分かりやすいかと思いますので、弊社の規格品と、規格品をカスタムメイドしたサンプルと比べながらご説明します。

折箱をカスタムメイドする際のメリット・デメリットについて

ここまでは、折箱の別注品(カスタムメイド)の内容を具体的にご説明してきました。この段落では、別注品(カスタムメイド)を行う上で理解しておくべきメリットとデメリットについてご説明いたします。

まず、別注品(カスタムメイド)のメリットです。

折箱をカスタムメイドするメリット

別注品(カスタムメイド)は、お客様の希望を実現させるための手段であり、規格品を元に見積もり、加工するので、オーダーメイドよりは短時間で要望に応えることが出来るかと思います。これが、カスタムメイドのメリットです。

一方、デメリットもあります。

折箱をカスタムメイドするデメリット

それは、やはり規格品より納期、価格、製造ロット等が上昇してしまうということです。

現状では別注品(カスタムメイド)について、通販折箱堂でどこまで対応できるか、検討段階ではあります。もし別注品にご興味ありましたら、お問合せフォームよりご連絡ください。

折箱の別注品(カスタムメイド)の種類や方法について

ここからは、折箱の「別注品」カスタムメイドについて、ご説明いたします。

「別注品」のカスタマイズとは、前述の通り、規格品をベースにし、柄などの仕様を一部変更した商品のことです。

カスタムメイドには、下記のような方法があります。

  • 折箱の「柄」を変えてみる!
  • 折箱の「蓋」を変えてみる!
  • 折箱に「仕切り」を追加してみる!仕切りを変えてみる!
  • 折箱の「高さ」を変えてみる!

このように、柄や高さ、仕切りなど、変更の仕方(カスタマイズの仕方)がいろいろありますので、順にご説明いたします。

折箱の柄を変えてみる!

まず最初は、外側の柄を変えるという方法です。洋服でいえば、服の柄模様や生地を変えてみるイメージですね。

折箱には、様々な柄があります。柄を変えるだけで、随分印象が違います

ちなみに、現在折箱堂で扱っている原反柄(PSP素材)は26種類あります。詳しく知りたい方は、下記ブログにて詳しく紹介しています。

合わせて読みたい→
折箱堂にラインアップされている折箱の柄のご紹介(木目柄編)
折箱堂でラインアップされている折箱の柄のご紹介(和柄編)
折箱堂でラインアップされている折箱の柄のご紹介 (花柄編)

折箱には、様々な柄があるのですが、折箱堂で現状取り扱っている折箱の柄は、形状に対して限られたものになっています。例えば、WP415のシリーズ(外寸197×121×34mm)は、杉、鼓(つづみ)、東雲(しののめ)の3種類の柄のみです。

しかし、季節や販売促進などによって、WP415のシリーズの形状の折箱を、違う柄で使ってみたいケースもあるかもしれませんね。

さっそく、柄を変える別注品(カスタムメイド)の例をいくつか見ていきましょう。

最初のモデルは【折箱】WP-415 杉 蓋付(20個入)です。

今回は、このWP415杉を、柄を哥仙(かせん)柄に変更した別注品をサンプルを作ってみました。哥仙(かせん)柄は、連歌・俳諧をあしらった和柄です。

このように、柄が変わるとイメージもがらりと変わりますね。まさに衣装替えですね。
哥仙(かせん)柄の華やかで明るい印象を活かし、春先やハレの日などに利用してもいいかもしれませんね。

次のモデルは、
【折箱】松花堂7寸-4 赤・杉 透明蓋付(60個入)
【折箱】松花堂7寸-4 金・杉 透明蓋付(60個入)です。

現状では杉柄ですが、季節によっては、桃の節句(ひな祭り)や花見に合わせて柄を変えて使いたい!というケースがあるかもしれません。

杉柄を変更し、彩桃(あやもも)柄で作ってみました。100角トレーとの相性もいいですね。

原反(げんたん)の柄は、折箱堂で現在取り使っている以上に豊富に種類がございます。もしかしたら使ってみたい柄があるかもしれませんね。折箱の形状は気に入ったが、柄を変更したいという場合は別注品(カスタムメイド)で実現が可能です。

折箱の蓋を変えてみる!

折箱の蓋は、ファッションでいうと帽子のイメージが思い浮かびますね。帽子をかぶるだけで、印象が大きく変わるように、蓋を変えることで印象や用途までもが変わってきます

ちなみに、折箱の蓋については下記ブログにて詳しく紹介していますので、詳しく知りたい方は、お読みください。

合わせて読みたい→
「折箱の蓋の種類について」
「折箱の形状と構造について」

折箱堂にて掲載されているお手頃な商品は、透明蓋を使用しているものがほとんどであり、高級な商品(YB302シリーズ、御膳折シリーズ)はカブセ蓋の仕様になっております。

蓋を変える1つ目の例として、透明蓋を、共ノセ蓋(側材と同じ柄(杉))に変更した場合をご覧いただきたいと思います。

モデルは【折箱】WP-415 杉 蓋付(20個入)、再登場です。

こうして並べてみると雰囲気も変わり、蓋を開けるという、わくわく感を演出できます。

蓋を変える2つ目の例として、また柄を代えて、摘草グリーン、摘草ピンクの「のせ蓋」でも作ってみました。

食材は見えなくなりますが、こうして蓋を替えるだけで、季節感を演出することができますね。

蓋を変える3つ目の例として、紙の蓋も作成してみました。

紙ですと厚みがないので、四方折蓋の形で折り曲げることができ蓋の位置が安定いたします。「昔ながらのおべんとう」という感じで、懐かしさを演出する折箱に変わりますね。

蓋を変える4つ目の例は、共カブセ蓋(側材と同じ柄(杉))をセットしてみました。

共カブセ蓋」に変えたものと、透明蓋の商品とを並べてみると、重厚感が更に加わり、高級感を演出する折箱に変わっているのが分かりますね。

折箱に仕切りを追加してみる!仕切りを変えてみる!

折箱の仕切りは、食材を引き立てるのに必要なものです。ファッションのイメージでいうとネックレスなどの装飾品やベルトなどのイメージが思い浮かびますね。

仕切りの効用などの説明など詳しく知りたい方は、下記ブログにて詳しく紹介していますのでご参考にされてください。
合わせて読みたい→「松花堂弁当の盛り付けを引き立てる折箱

早速、仕切りを変更する例をいくつかご紹介したいと思います。

モデルは【折箱】YB丸5寸 杉 蓋付(90個入)です。

こちらの商品には、仕切りはありません。

そこで新たに、十字仕切りをセットしてみました。仕切りは、容器にあわせて仕切りを作ることができ、見栄え感を演出することができます。

お次のモデルは再登場、
【折箱】松花堂7寸-4 金・杉 透明蓋付(60個入)です。

今は、十字仕切りをセットしていますが、これを9仕切りに変更してみたいと思います。

また、柄も宝扇華-紫に変え、9仕切り&パックセット(中容器セット)でWカスタマイズしてみました!

食材豊かなバリエーションを演出する折箱になりましたね。

折箱の高さを変えてみる!

折箱に食材を詰めていて、「あともう少し高さがあれば良いのに…」というケースや、逆に「もう少し高さが低ければピッタリなのに…」というケースもあるかと思います。

そんな時は、高さを変更するのも別注品(カスタムメイド)で可能です。

今回のモデルは、
【折箱】八角5.1寸 千扇 蓋付(15個入)です。

例えば、折箱にご飯を盛った後、そのうえにおかずを添えると蓋が閉まらない。このようなケースもあるかと思います。
そんな課題を解消するため、折箱の高さを少し高くしてみました

右側が、高さを高くした方の折箱です。外寸153×153×45(35)mm の高さを、45mmから50mm(内寸40)に高くして作成しました。

5mmの差とはいえ容量的には、ごはんの量の目安は「約260g」が「約300g」に増えます

 

もうひとつ、同じ側材サンプルを使い、側をしゃくって落とし蓋の折箱も作ってみました。蓋が変わるだけで、印象がだいぶ変わりますね。

 

折箱の別注品(カスタムメイド)について、まとめ

ここまで、折箱の別注品(カスタムメイド)について、「規格品」(既製品)をモデルとして、カスタムメイドしたサンプルを用意して説明させて頂きました。

カスタムメイドとは、規格品をベースにし、仕様を一部変更した別注品です。
ちょっとしたカスタムメイドで、わくわく感・季節感・高級感を演出できますね。

実は折箱はハンドメイドつまり人の手によってつくられる製品なので、カスタムメイドも対応は難しくないかとは思います。ただ小ロット、短納期ではかなり厳しいかと思います。

季節にあった柄模様を使った箱はあるか、他社の製品をみて、同じような箱をつくれないか、折箱を使われている方、これから折箱を使おうか検討されている方もいらっしゃると思います。

現在弊社では検討段階ではありますが、まずはお問い合わせフォームから問い合わせ願います。既製品から別注品まで折箱のことなら、何なりと折箱堂までお気軽にご質問・ご相談下さい。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!
折箱は、お弁当をより魅力的に彩る容器です。ぜひ、あなたに最適なテイクアウト容器やお弁当容器を見つけてください♪

商品一覧をみる